2012年3月31日土曜日

1日から食品新基準

とれまがニュース
1日から食品新基準=放射性セシウム、厳格化―魚・肉・野菜100ベクレル
2012年03月31日
http://news.toremaga.com/nation/nnews/395206.html

食品に含まれる放射性セシウムの新たな基準が1日から適用される。新基準は、東京電力福島第1原発事故直後の昨年3月に設定された暫定規制値より大 幅に厳格化され、肉や魚、野菜は暫定値の1キロ当たり500ベクレルから100ベクレルとなる。基準値を超えた食品が流通しないよう、厚生労働省は自治体 に検査強化を求めている。
 暫定規制値では食品を5分類し、「肉・卵・魚・その他」「野菜類」「穀類」を1キロ当たり500ベクレル、「牛 乳・乳製品」「水」を200ベクレルとしていた。新基準値は子どもに配慮して「乳児用食品」(50ベクレル)の区分を新設。「牛乳」も50ベクレルにし、 その他の「一般食品」(100ベクレル)と「水」(10ベクレル)を合わせて計4分類とした。流通期間が長いコメと牛肉には経過措置を設けて10月から新 基準を適用。大豆も来年1月に切り替える。 
 水と牛乳、乳児用食品は1年に食べる量の全てが、一般食品は半分が基準値ぎりぎりまで汚染されていたとしても、内部被ばくが年1ミリシーベルトを下回る計算だ。暫定値では5ミリシーベルトだった。
 汚染食品が検査をすり抜けないよう、厚労省は東日本の17都県に指針を通知。海底近くに生息する魚(対象は岩手、宮城、福島、茨城、千葉)、キノコやかんきつ類など、汚染度が高い可能性がある食品の重点検査を求めている。(了)
[時事通信社]
記事提供:時事通信社

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