2012年3月29日木曜日

地場スーパーが放射線量検査機

中日新聞から引用(2012年3月28日)
地場スーパーが放射線量検査機
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20120328/CK2012032802000111.html

2012年3月28日

 放射性物質による食品汚染への不安が広がる中、各務原市那加本町の食品スーパー「浅野屋」は、放射線量検査機を独自に導入した。検査を実施する流通大手は多いが、消費者の不安を減らすためには、地場スーパーでも検査は必要と判断した。
 検査機は、ベラルーシ共和国のアトムテックス社製で、購入費は約200万円。セシウム137、セシウム134などの4項目の数値を測れる。店頭に並べる商品を事前に抽出検査するほか、客が持ち寄った食材検査も無料で受け付ける。
 国の放射性セシウムの基準値は4月から、一般食品は1キログラム当たり100ベクレル以下と厳格化される。浅野屋は米と野菜約20種類を抽出検査し、結果を店頭に張り出している。1キログラム当たり50ベクレルを超えた場合は販売しない方針。
 客が持ち寄った食材も、短時間で検査可能だ。岐阜市岩地、主婦赤地ひろみさん(51)は、自分が育てた米を持参し検査した。「C(セシウ ム)137は検出されず、C134は8・48ベクレル以下、±7・14ベクレル」との検査結果が出て、赤地さんは「孫にも食べさせるので、安全そうで良 かった」と胸をなで下ろした。
 客からの検査依頼は、検査機を導入した今月初めからこれまでに10件あった。自宅で育てた米の依頼が多いという。浅野屋の営業部長小山雄司さん(33)は「安全安心な食品を提供し、喜んでもらいたい」と話す。問い合わせは、浅野屋=電058(382)0146=へ。
 (佐久間博康)



 福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。