2012年2月28日火曜日

環境省の詳細調査が証明した「文科省発 飯舘村の放射線量」やっぱりウソ

日刊ゲンダイから全文引用
 2012年2月27日
 環境省の詳細調査が証明した「文科省発 飯舘村の放射線量」やっぱりウソ

http://gendai.net/articles/view/syakai/135347

公表通りは全3147カ所中たったの1カ所



「強制的に下げられた放射線量の数値が全国に公表されている」――飯舘村の酪農家の「告発」は、やはり本当だった。文科省が連日公表してきた飯舘村の放射線量はでっち上げ。嘘っぱちの数値だと、ハッキリした。
 環境省は24日、国直轄で実施する「除染特別地域」の放射線量調査の中間結果を公表した。対象は飯舘村を含めた福島県の11市町村(約125平方キロメートル)。調査結果は、100メートル四方の放射線量が分かる詳細な分布図となっている。
「放射線量は実際に人が測定したほか、測定器を載せた自動車を走らせ、すべて地上で調査しました。昨年11月から3カ月の実測値を基に線量の自然減衰を考慮し、すべての測定が終了した今年1月16日現在に減衰補正した数値が確認できます」(環境省関係者)
 問題は飯舘村の放射線量だ。村内全3147カ所を見ると、最大は毎時21.2マイクロシーベルト。エリアによってバラつきはあるが、政府が定めた許容被曝量「年間20ミリシーベルト」(毎時3.8マイクロシーベルト)を上回る地域が大半だ。
 ところが、文科省が1月16日に発表した飯舘村の放射線量は毎時1.17マイクロシーベルトだった。環境省調査でこの数値を下回ったエリアは、たったの1カ所。0.03%の確率に過ぎない。恐ろしいほどの数値のギャップだ。
 日刊ゲンダイ本紙は22日付で、飯舘村の酪農家・長谷川健一氏(58)の次のようなコメントを紹介した。
「昨年11月末ごろ、国の除染モデル事業を請け負った大成建設の作業員とみられる10人ほどが、村のモニタリングポストを高圧洗浄機で洗い、土台の土をソックリ入れ替える作業を行っていた。その様子を複数の村民が目撃していたのです」
 大成建設は「土の入れ替えなどしていない」(広報部)と全面否定だ。それでは、この差を政府はどう説明するのか。文科省の嘘を環境省が証明するなんて、皮肉な話だ。この国の統治機構は狂っている。

2012年2月27日月曜日

S4533209176

朝日新聞(時事通信社) 2011年11月25日22時6分
避難区域の土地買い上げ検討=長期帰宅困難で―野田首相
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201111250138.html
(2)
朝日新聞 2011年11月25日22時24分
福島市大波地区のコメ、6戸で基準値超えセシウム
http://www.asahi.com/national/update/1125/TKY201111250562.html
(3)
朝日新聞 2011年11月25日21時6分
がれきで要注意セシウム=焼却で国の目安超えも―宮城県
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201111250132.html
(4)
産経新聞  2011.11.24 19:51
都内の落ち葉の堆肥からセシウム 最高で2150ベクレル 流通はなし
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111124/tky11112419520028-n1.htm
(5)
産経新聞  2011.10.6 17:41
『根津小学校の堆肥から国の暫定許容値超えるセシウム』
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111006/tky11100617430007-n1.htm
(6)
産経新聞  2011.8.17 21:12
『堆肥から許容値超える放射性セシウム 「海の森」整備用、一般流通せず』
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110817/tky11081721130013-n1.htm
(7)
朝日新聞 [時事通信社] 2011年11月24日18時6分
落ち葉堆肥からセシウム=最大2150ベクレル―東京都
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201111240085.html

福島・伊達のコメ、基準超えるセシウム 9キロ消費者に2011年11月28日

①福島・伊達のコメ、基準超えるセシウム 9キロ消費者に
朝日新聞から 2011年11月28日23時26分

 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201111280600.html

福島市大波地区(旧小国村)のコメから国の基準値(1キロあたり500 ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、福島県は28日、緊急調査の結果、大波地区に隣接する同県伊達市の旧小国村と旧月舘町の両地区の計 3戸のコメでも基準を超え、一部は流通していた、と発表した。県は両地区のコメの出荷自粛を要請した。政府は、29日にも両地区のコメの出荷停止を指示す る方針だ。

県によると、このうち、伊達市の旧小国村のもち米9キロが地元の直売所から消費者に売られていた。基準超えのコメの一般消費者への流通が分かったのは初めて。

県によると、伊達市の旧小国村では、101戸の農家の119サンプルのうち2戸の2サンプルで1キロあたり580ベクレルと780ベクレルを検出。同市の旧月舘町では、6戸の8サンプルのうち1戸1サンプルで同1050ベクレルを検出した。

記者会見した県の鈴木義仁・農林水産部長は「基準値を超えたコメを買った人たちにご迷惑をおかけし、申し訳ない」と謝罪。「放射線量が高い市町村のコメの安全性については、調査を進め、結果に基づいて改めて判断する必要がある」と述べた。

県は、全戸調査の対象に、二本松市の7地区と本宮市の2地区を加える。

一方、県のまとめによると、福島市大波地区の全袋検査では、28日までに1637袋を調べ、うち171袋で基準を超えた。(井上亮)

放射性セシウム:伊達産コメ規制値超…直売所で9キロ販売2011年11月28日

 毎日新聞 2011年11月28日 23時47分(最終更新 11月29日 0時03分)
②放射性セシウム:伊達産コメ規制値超…直売所で9キロ販売(毎日新聞)福島市大波地区のコメから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検 出された問題で、福島県は28日、隣接する伊達市の小国地区と月舘地区の農家計3戸のコメ(玄米)も規制値を超え、最大で1050ベクレルを検出したと発 表した。県は両地区にコメの出荷自粛を要請した。
 県は22日から大波地区の全袋調査を始めるとともに、福島▽伊達▽相馬▽いわきの4市で環境放射線量が高い12地区1941戸の全戸検査に着手。 28日までに伊達、相馬両市で計154戸の調査を終え、小国地区2戸、月舘地区1戸で規制値を超えるセシウムを検出した。この3戸は今年計114袋 (3.4トン)を収穫。大半は自宅やJAの倉庫に保管されていたが、小国地区の農家が地元直売所にもち米計18キロを出荷。うち9キロは販売されたとみら れ、県が販売先を確認している。
 一方、大波地区では全154戸の計4752袋(142.6トン)のうち68戸1637袋(49.1トン)で完了。新たに4戸で規制値を超え、同地 区内で規制値を超えた農家は計10戸になった。同地区のコメはすべてJAの倉庫などに保管され、市場には流通していない。【関雄輔】
毎日新聞 2011年11月28日 23時47分(最終更新 11月29日 0時03分)

福島県 コメ検査の範囲を拡大(2011)11月29日

③福島県 コメ検査の範囲を拡大
(NHKニュースから引用)
 11月29日     4時21分(2011)
福島市に続いて福島県伊達市でも収穫されたコメから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたことから、福島県は、すべての農家を対象にした検査を行う自治体を増やし、安全性の確保を進めることを決めました。

福 島市に隣接する伊達市の旧小国村と旧月舘町で合わせて3戸の農家が収穫したコメから国の暫定基準値を越える1キロ当たり最大で1050ベクレルの放射性セ シウムが新たに検出されました。福島県は、これらの地域にある農家に対してコメの出荷を自粛するよう求めるとともに、旧小国村の農家で収穫された9キロの コメが地元の直売所を通じて販売されていたため、流通先の調査を進めています。福島県は、今月、福島市の大波地区で基準値を超える放射性セシウムが検出さ れたことを受けて、伊達市を含む、局所的に放射線量が高い4つの自治体の一部の地域について、すべての農家を対象に検査を行っていて、今回はその中で放射 性物質が検出されました。このため福島県は、放射線量が周辺より高い二本松市と本宮市の一部の地域でも2300戸余りの農家すべてで検査を行うことを決め ました。福島県は「検査の範囲を広げ、県産のコメの安全性の確保を早急に進めたい」としています。

2012年2月26日日曜日

飯舘村のアキれた実情 酪農家はミタ 放射線量改ざん

日刊ゲンダイ
2012年2月21日
飯舘村のアキれた実情 酪農家はミタ 放射線量改ざん

http://gendai.net/articles/view/syakai/135259

「除染はビジネス」「村長は経産省キャリアの繰り人形」

「飯舘村は原子力ムラのコントロール下に置かれている」――。福島原発事故で高濃度の放射能汚染に見舞われた飯舘村の酪農家、長谷川健一氏(58)が「原 発に『ふるさと』を奪われて」(宝島社)を出版。20日、都内で会見を開いた。著書は原発事故直後から現在に至るまでの村の日々をつづったルポだが、驚く のは村民の被曝の影響を無視し、今も汚染の実態をヒタ隠しにし続ける村や国の対応である。

「強制的に下げられた放射線量の数値が全国に公表されている」――。20日の会見で、長谷川氏は、仰天の「放射線量改ざん」疑惑を暴露した。
「昨年11月末ごろ、国の除染モデル事業を請け負った大成建設の作業員とみられる10人ほどが、村のモニタリングポストを高圧洗浄機で洗い、土台の土をソックリ入れ替える作業を行っていた。その様子を複数の村民が目撃していたのです」
 文科省が20日夜に公表した飯舘村の放射線量は、毎時0.755マイクロシーベルト。長谷川氏によると、村内に設置された別のモニタリングポストだと、最近も平均毎時3マイクロシーベルトだ。
 国は「改ざん」数値を根拠に「飯舘村の線量は下がった」と喧伝したいのだろう。フザけた話だ。
 長谷川氏は、国の主導で進む除染事業の効果にも疑問を投げ掛ける。飯舘村の75%は山林だ。しかし、除染の実施範囲は農地や住宅地ばかり。
「どんなに除染しても、山から(放射性物質が)浮遊してくれば意味がない。彼ら(請負業者)にとって、除染はビジネス。線量が下がろうが、下がらなかろうが関係ないのです」

 そもそも、飯舘村の放射能汚染への対応は最初からデタラメだった。
 長谷川氏の著書によると、3号機が爆発した昨年3月14日当時、役場にあった線量計は「毎時40マイクロシーベルト超」を計測した。平常時の年間許容量 (1ミリシーベルト)を1日余りで超える危険水域だ。驚く長谷川氏に、村職員は「この数字、公表しねえでくれよ。(菅野典雄)村長から『絶対人に言うな』 と止められている」と“口止め”した。
 京大原子炉実験所の今中哲二助教が3月下旬に村内各地で計測した放射線量を菅野村長に伝えた際も「とにかくこのデータは公表しないでほしい」といった問答が、しばらく続いたという。
 村にはその後、山下俊一長崎大教授(当時)ら放射線専門家が入れ代わり立ち代わり訪れ、「安全だ」「大丈夫だ」と吹聴し、やがて〈放射能をことさら危険視するほうがおかしいという雰囲気さえ漂い始めた〉。
 長谷川氏は、村の復興計画会議の委員に原発推進派の識者が含まれたことを挙げて〈すでに飯舘村は原子力ムラの御用学者たちに牛耳られている〉と強調。20日の会見では、菅野村長を操る黒幕の存在についてこう言及した。
「実は今、菅野村長の行くところすべてに付いて回っている経産省の官僚がいるのです。村役場でも、常に村長のそばにいる。そして、マスコミの取材の際もそ の彼が出張ってきて、あれこれと指示を出しているんですね。今では彼がマスコミ取材対応の窓口となって取材をさばくようになった」
 これでは、村長が村民無視で経産省の操り人形になっていても不思議はない。やっぱり国の放射能対策を信じてはダメだ。

葛飾区の公園でチェルノブイリ級最高レベル ホットスポットの衝撃

 日刊ゲンダイ
葛飾区の公園でチェルノブイリ級最高レベル ホットスポットの衝撃
2012年2月22日
http://gendai.net/articles/view/syakai/135250

東京都はすぐに徹底調査と除染しろ!

東京・葛飾区の「水元公園」の土壌から、1キロ当たり2万ベクレルを超える高濃度の放射性セシウムが検出された。葛飾区や江戸川区など首都圏東部は 「ホットスポット」地域として知られているが、事故から1年が経とうとしているのに、今なお、こんな危険地域があったのはショックだ。
 日本共産党都議団が調査し、21日、会見で明らかにした。それによると、調査したのは「水元公園」内にある「メタセコイアの森」「駐車場植え込み」 「ドッグラン」「野鳥観察舎」――の4カ所で、土壌や落ち葉を採取し、ドイツ製の測定器で放射性セシウムの濃度を測定。精度を高めるため、今月15日以 降、複数回に分けて測ったという。
 その結果が別表なのだが、仰天なのは、最も高かった「野鳥観察舎」入り口の土壌、落ち葉のセシウム濃度だ。
 原子力安全委員会によると「Bq/kg」を「Bq/平方メートル」に換算するには65をかける。単純計算で1平方メートル当たり約140万~150万ベ クレルになる値だ。これはチェルノブイリ事故の際、土壌の汚染濃度に応じて居住区域が制限された最高レベル「居住禁止区域」(1平方メートル当たり148 万ベクレル以上)に相当する。

「水元公園」の全ての土壌や落ち葉が高濃度汚染されているワケではないだろうが、誰でも自由に出入りできる公園内に、「居住禁止区域」レベルに近い放射能汚染場所が存在していることになる。
「今回の調査で『水元公園』の汚染は判明したが、近隣場所にもこうしたスポットが存在する可能性がある。そもそも、1キロ当たり2万1700~2万 3300ベクレルというのは、国が放射性廃棄物を直轄処理する基準として設けた『8000ベクレル』を3倍近く上回っているのだから、都は早急に対処する べきです」(共産党都議団関係者)
 日本環境学会土壌汚染問題WG長の坂巻幸雄氏はこう言う。
「東京は世界で初めて人工放射線の被曝(ひばく)をこうむった首都だといえます。東部はもちろんのこと、都庁周辺でも事故後の空間線量率は事故前の2~3 倍に高まっている。多くの人が行き交う都心部で、無視してよい数字ではありません。行政当局を含めた諸機関の努力が求められてしかるべきです」
 老害の石原知事は、「五輪招致」などと寝言を唱えていないで、そのカネを一刻も早く汚染の調査と除染対策に回すべきだ。

粉じんから高濃度セシウム=汚染汚泥処理で-福島

 時事ドットコム
粉じんから高濃度セシウム=汚染汚泥処理で-福島
(2012/02/24-22:13)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012022401011

福島県は24日、県内の下水処理場で汚泥を減量処理した際に発生する「溶融ダスト」と呼ばれる粉じんから1キロ当たり最高247万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
高濃度の粉じんは県中浄化センター(郡山市)で昨年5月ごろ、脱水した汚泥を約1200度の高温で溶かして30分の1程度に減量する過程で発生。粉じんの 全体量は58トンで、セシウム濃度は4万7430~247万ベクレル。現在は袋に詰めた上でコンクリート製の箱に入れ、敷地内の保管庫に収納され、外部に は漏れ出ていないという。(2012/02/24-22:13)

福島で基準の30倍のセシウム=まきストーブの灰-環境省(時事ドットコム)2012/02 /24

時事ドットコム
福島で基準の30倍のセシウム=まきストーブの灰-環境省
(2012/02/24-19:21)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012022400901

 環境省は24日、福島県南相馬市の一般家庭で使用されているまきストーブの灰から1キロ当たり24万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。 一般廃棄物として処理できる国の基準(8000ベクレル)の30倍の濃度。同県川俣町でも16万3000ベクレルの灰が見つかった。(2012/02 /24-19:21)

干しシイタケからセシウム 長野・愛知・群馬で販売

朝日新聞
干しシイタケからセシウム 長野・愛知・群馬で販売
    2012年2月3日2時33分
http://www.asahi.com/national/update/0203/TKY201202020781.html


長野県は2日、県内の業者が販売した干しシイタケから国の暫定基準値を超える1キロあたり最大2080ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。昨年9月から県内のほか、愛知、群馬両県で、計3875袋を販売したという。
 阿南町の「フルタヤ椎茸(しいたけ)」の製造で、商品名は「厚肉椎茸」。県によると、茨城、岩手両県産のシイタケを仕入れ、袋に詰めて販売。このうち茨城県産が野菜の暫定基準値500ベクレルを超えた。同社は自主回収に着手。県は流通経路の調査を始めている。

カドミウム吸うイネ開発 集積後焼却、セシウム応用も

東京新聞から引用
カドミウム吸うイネ開発 集積後焼却、セシウム応用も
2012年2月25日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012022502000192.html

 人体に有害な重金属・カドミウムをよく吸収するイネの開発に、石川県立大の西沢直子教授と東京大のグループが成功し、二十四日発行の英科学誌「ネ イチャー・サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。カドミウムが多い水田の浄化に役立つほか、放射性セシウムの除染にも応用できるという。
 研究グループは、土壌から養分を吸うために働く多くのイネ遺伝子を調べ、「NRAMP5」という遺伝子が金属元素の吸収に重要であることを突き止めた。この遺伝子を働かないようにしたイネを育てると、茎や葉の部分に、普通のイネの四倍の濃さでカドミウムが集まってきた。
 これを栽培すれば土壌のカドミウムを広い範囲で効率よく吸収できる。育てたイネはカドミウムが環境に広がらないよう、焼却処分する。
 西沢教授は「NRAMP5を抑えると、金属を運ぶ他の遺伝子の働きが逆に活発になり、カドミウムの集積が進む」とみる。
 西沢教授は「実験に用いたイネは遺伝子に操作を加えた作物なので、すぐに水田で栽培することはできない。研究成果を生かして、適した品種を育成したい。またセシウムも金属であり、同様の仕組みで除染に適した植物を開発できるはずだ」と話している。

2012年2月13日月曜日

切り干し大根が基準超 福島市、直売所で販売 (2012.2.12)

MSN Japan産経ニュース
切り干し大根が基準超 福島市、直売所で販売
2012.2.12 22:19
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120212/trd12021222200011-n1.htm

 福島県は12日、福島市の業者が加工した切り干し大根から、国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える3千ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
 この業者の切り干し大根102袋が1月14日以降、JA新ふくしま(福島市)の5つの直売所で販売された。県は出荷自粛を要請、JAが自主回収を始めた。
 原料の大根から放射性物質は検出されておらず、県は加工中に汚染された可能性もあるとみて原因を調べている。

栃木の乾燥シイタケ基準超の放射性セシウム (2011.11.25)

MSN Japan産経ニュース
栃木の乾燥シイタケ基準超の放射性セシウム
2011.11.25 14:36
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111125/trd11112514380014-n1.htm

 栃木県は25日、同県矢板市、茂木町、佐野市で生産された乾燥シイタケから、国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を上回る2400~1100ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
 県によると、今回検査したのは11月に生産された出荷前の乾燥シイタケで、流通していない。
 県は3市町を含むJA管内の計10市町に対し、今後の出荷自粛と、3月以降に生産した乾燥シイタケの自主回収を要請した。

栃木のクリタケから基準超セシウム 直売所で19キロ販売( 2011.11)

栃木のクリタケから基準超セシウム 直売所で19キロ販売
2011.11.4 19:21
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111104/trd11110419220022-n1.htm

 栃木県は4日、同県矢板市で露地栽培されたクリタケから、国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える1850ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。同県産クリタケの基準値超えは鹿沼市に続き2例目。
 矢板市では8軒がクリタケを生産しており、県が出荷自粛と自主回収を要請した。
 基準値を超えたものは2日に採取された。この生産者は10月22日から11月2日まで矢板市の直売所で約19キロのクリタケを販売したが、購入者の特定は難しいという。

栃木の堆肥が基準超え( 2011.10.26)

MSN Japan産経ニュース
栃木の堆肥が基準超え
2011.10.26 19:58
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111026/trd11102620000013-n1.htm


 群馬県は7日、同県安中市の一部地域で収穫された玄米の米ぬかから、家畜飼料としての暫定基準値(1キログラム当たり300ベクレル)を超える340ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県は地元農協などに飼料としての使用自粛を要請した。
 同時に検査した同県渋川市の米ぬかは260ベクレルで基準を下回った。
 今回の検査は、過去の検査で放射性セシウムが検出された玄米の米ぬかが対象。

米ぬかで基準超すセシウム 群馬・安中の一部地域 (2011.10.7 19:14)

MSN Japan産経ニュース
米ぬかで基準超すセシウム 群馬・安中の一部地域
2011.10.7 19:14
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111007/dst11100719140017-n1.htm

 群馬県は7日、同県安中市の一部地域で収穫された玄米の米ぬかから、家畜飼料としての暫定基準値(1キログラム当たり300ベクレル)を超える340ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県は地元農協などに飼料としての使用自粛を要請した。
 同時に検査した同県渋川市の米ぬかは260ベクレルで基準を下回った。
 今回の検査は、過去の検査で放射性セシウムが検出された玄米の米ぬかが対象。

マツタケなど野生キノコの一部を出荷停止 福島・棚倉町と古殿町( 2011.9.6)

MSN Japan産経ニュース
マツタケなど野生キノコの一部を出荷停止 福島・棚倉町と古殿町
2011.9.6 19:23
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110906/trd11090619240013-n1.htm

 政府は6日、福島県棚倉町と古殿町で採れた野生のチチタケから、暫定基準値(1キロ当たり 500ベクレル)を超える放射性物質を検出したとして、両町で採れる野生のキノコのうち、マツタケやチチタケ、ホンシメジなど、土から発生する「菌根性 (きんこんせい)キノコ」について出荷を停止するよう福島県に指示した。棚倉町は検出値が高かったため摂取制限も指示した。
 厚生労働省に よると、キノコには、樹木の根などに菌根を作って土から出てくる菌根性キノコと、枯れ木や落ち葉などから発生するマイタケ、ヒラタケ、ナメコといった「腐 生性(ふせいせい)キノコ」がある。過去に行われた調査では、菌根性キノコは腐生性キノコに比べ、放射性物質を約10倍吸収するとされている。
 菌根性キノコである野生のチチタケから、棚倉町では1キロ当たり2万8千ベクレル、古殿町では3200ベクレルの放射性セシウムが検出されており、政府は両町の野生の菌根性キノコに対する制限が必要と判断した。

野生シカの肉からセシウム 栃木・日光、基準値超え(2011.9.7)


野生シカの肉からセシウム 栃木・日光、基準値超え
2011.9.7 12:08
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110907/trd11090712100011-n1.htm

 栃木県日光市で捕獲された野生のシカ3頭の肉から、食肉の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える同2037~590ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが7日、県や県猟友会日光支部への取材で分かった。
 県によると、3頭は農作物保護のため捕獲され、肉は市場に流通しない。ハンターにはシカを捕獲しても食用にしないよう呼び掛ける方針。
  検査は同支部が民間の研究機関に依頼し、独自に実施。8月下旬から9月上旬に有害鳥獣駆除のため捕獲したシカの肉を調べた。同支部によると、まず簡易検査 した1頭から1キログラム当たり2037ベクレルを検出。この汚染判明に伴って別の2頭を精密検査した結果、それぞれ同940ベクレル、同590ベクレル が検出された。県は「汚染された草などを食べたのが原因ではないか」としている。

まきからセシウム=沖縄県に出荷-岐阜(時事ドットコム)2012/02/06

時事ドットコム

まきからセシウム=沖縄県に出荷-岐阜

 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201202/2012020600960

岐阜県は6日、本巣市のまき販売業者が福島県の業者から購入したまきから、国の指標値(1キロ当たり40ベクレル)の約3倍の放射性セシウムが検出されたと発表した。
 岐阜県によると、業者が昨年11月に購入した15.7トンは沖縄県に出荷され、2月3日に同県からセシウムが検出されたとの情報提供を受けた。うち8トンは既に飲食店などに販売されたという。(2012/02/06-23:02)


セシウム指標の48倍 福島産まき(2012年2月11日)沖縄タイムス

沖縄タイムス から引用
セシウム指標の48倍 福島産まき
2012年2月11日 09時24分
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-02-11_29700/


 国の指標値を超える放射性セシウムが検出された福島産のまきが県内で流通していた問題で、県は10 日、検査が未実施だった2店舗と配送業者のまきから最大で、1キロ当たり1900ベクレルと指標値の48倍に当たるセシウムが検出されたと発表した。灰に 含まれるセシウムは、指標値の1・3倍の1万1080ベクレルだった。
 7日発表のまきは指標値の11倍の468ベクレルで、今回はこの数値を上回った。高い数値の理由は把握できていないが、県は「健康に影響が出る量ではないと考えている」としている。