2012年4月1日日曜日

マダラ・ヒガンフグ2012年04月01日

河北新報 2012年04月01日日曜日
セシウム新基準 マダラ・ヒガンフグも水揚げ自粛 県が要請
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120401t11020.htm

宮城県や県内の水産関連団体でつくる「県水産物放射能対策連絡会議」は31日、金華山以北の沖合で捕れたマダラと仙台湾南部のヒガンフグの水揚げを自粛す るよう各漁業団体に要請した。1日に導入される放射性セシウムの新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を踏まえた措置。県産海産物の水揚げ自粛は 仙台湾のスズキに続き計3魚種となった。

 マダラの自粛期間は1~18日。金華山以北の沖合のうち、水深150メートル以下の浅瀬で捕れた重さ1キロ以上の大型のものを対象とした。
 県が実施した検査では、3月19日に志津川沖で採取されたマダラから128ベクレルを検出。最近の検査では新基準値の10分の1程度にとどまっているが、同会議は「1度でも基準値を超えたら注意が必要だ」として自粛に踏み切った。
 ヒガンフグの自粛期間は1~14日。3月27日に亘理沖で採取した検体から96ベクレルが測定された。新基準値を下回るが、同会議は「基準値を超える可能性が極めて高い」と判断した。
 連絡会議の議長を務める川村亨県水産公社理事は「新基準を超えた海産物は絶対に市場に出さないという強い姿勢を示すことで、安全と信頼の確保につなげたい」と理解を求めた。




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